プロデューサー  野部 久美


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自分の可能性に気づいた瞬間、人生は変わる

01

子供時代の夢を叶えて・・

「中一時代」「中学1年生」など、学年誌の「編集室だより」がお気に入りで、「こんな本を作る仕事がしたい」と憧れていた子ども時代。その夢が叶い、福武書店(現ベネッセコーポレーション)に入社したのは1982年のことでした。

入社後は、進研ゼミ中学講座の教材編集、商品企画、顧客サービス部門の責任者などを担当。こどもちゃれんじ事業部の「ぷち(1歳児)」「ぽけっと(2歳児)」の立ち上げメンバーに抜擢され、しまじろうパペットとおやこ相談室の開設で大ヒットを生み出すという経験をしました。

その後、赤ペン先生の組織大改革プロジェクトリーダーを経て、出版部門でキャリア開発の仕事に携わりました。

ベネッセコーポレーションは人が商品を作り出す会社ですから人財が財産です。社員一人ひとりの成長を支援する仕事にやりがいを感じながら仕事に取り組んでいました。 

02

東日本大震災がもたらした人生の転機

そんなある日、私にとって人生の転機となる東日本大震災が起きたのです。当時、私が働いていたのは新宿の高層ビル。小さな揺れを感じて「あれ?」と思った瞬間にすさまじい揺れがやってきました。外を見ると周辺の高層ビルも同じようにユサユサ揺れています。今までに経験したことのない激しい揺れに死の恐怖を感じました。

それ以来、通勤中、地震速報が鳴るたびに心臓が苦しくなり電車に乗っていられなくなりました。通勤時間20分の距離でしたが、会社に着くのに何時間もかかってしまうのです。やっとたどり着いても、高層ビルにいるのが怖くて仕事が手につきません。ずっと頑張ってきた仕事でしたが、休職せざるを得ませんでした。

当時、やめるつもりはありませんでした。ですから、休職中はリハビリを兼ねてコーチングを学ぶことにしました。キャリアの相談に乗ったり、目標達成を一緒に考えたり、励ましたりする仕事が好きでしたから。それに、もっと役に立てる自分になって会社に戻りたいと考えていました。

しかし、2年休職しても高層ビルに戻ることはできませんでした。 

03

投資失敗からの再出発

「もう会社には戻れない」

「会社をやめてしまった私には価値がない。これからどうやって生きていけばいいんだろう?」

無力感と将来への不安から、今あるお金を少しでも増やすにはどうしたら良いか考えました。そして、危険な投資に手を出してしまったのです。

「毎月こんなに配当が出るなら、貯金を全額投資すれば毎月の配当で暮らしていけるだろう。それを生活資金にしてコーチの仕事をスタートしよう。」

少しずつ投資をはじめ、全額投資をし終わって3ヶ月後、すべてのファンドが破綻し、お金は戻ってきませんでした。全財産を、子どもたちの学資保険までつぎ込んでいました。

「投資の基本もわかっていないのに、簡単にお金を預けてしまったからだ・・・」あまりにもショックで「死ぬしかない」という考えが頭をよぎりました。

でも、死ぬわけにはいきません。子どもたちがいる。そしてちょうどその時、夫が人間ドックの検査で癌かもしれないと言われたのです。

これが人生の意味を考えるきっかけになりました。

「ずっと頑張ってきたのに、なぜこんな事になったんだろう? 今までの生き方を変えろという意味かもしれない・・・」 

04

私の人生を変えた言葉 -商品開発経験を活かして新たな道へ-

「泣き言を言っていられない。なんとかしなければ

我に返った私は、前職の幹部の方々の伝手で塾の教室長にコーチングをさせてもらうことにしました。自分で個人セッションを販売したり、経営塾に通って勉強も始めました。

そんなある日、先輩コーチが「なぜあなたは、会社で商品開発していた経験を活かそうと思わないの?あなたのキャリアはコーチングの数十倍の価値がある」と言ってくれたのです。

それは、私の人生を変える言葉でした。

同じ頃、経営塾の講師からテキストを作って欲しいという依頼が舞い込みました。「こんなにしっかりした内容の高額セミナーを開催している講師なのに、テキストを作るのが苦手なのか」と驚きました。

その講師は話すのがとても上手で講座の内容も素晴らしかった。なのにテキストはなく、ワードで作ったプリントを配っているだけだったのです。

内容をブラッシュアップしてテキストを作るサポートをしました。その結果、講座の価値が上がり、値上げをすることができました。

「商品開発の経験を活かした方がいいというのはこういうことなんだ」

会社をやめた時、積み上げてきたものを全て失ってしまったと思っていた、でも、そうではなかったことに気づきました。この時、起業して4年が過ぎようとしていました。

「もっと早く気づいていれば、こんなに回り道をしなくてすんだかもしれない。もしかしたら投資の失敗もしないですんだかも

私は、商品開発とキャリア開発のスキルを活かして、経営者や事業主の人生経験を高額商品に変え、豊かな未来をつくる仕事をしようと決意しました。

 

05

年を取ればとるほど豊かになる人を増やしたい

私は、自分が絶望した経験があるからこそ、頑張ってきた人が輝きを失うのを見たくない。何かの理由で離職しなくてはいけなくなった人、会社で活躍する場所がないと感じている人、自分の人生を後回しにして家族のために頑張ってきた、そんな40代、50代の人にずっと輝く存在でいてほしいのです。

第二の人生では、好きなことや得意なこと、これまで培った知識、積み重ねてきた経験を活かした人生の集大成と言える商品を作って、もう一度花を咲かせてほしい。どんな人も宝物を持っています。もう年だからと人生を諦める必要は全くないのです。

私は、年を取れば取るほど豊かになる人を増やしたい。若い世代が自分のキャリアや日本の未来を心配しなくてもよい社会を作りたいという思いから、この仕事をしています。人は、自分の可能性に気づいた瞬間、顔つきが変わります。その目の輝きを見る瞬間がしびれるほど嬉しいのです。

そのために、その人自身が才能を発揮して幸せな人生をおくるお手伝いをする。知識や経験、人柄を「売れる強み」に変えて売り上げを伸ばすサポートをする。その人の可能性を磨いてダイヤモンドに変えることができるなら、これ以上幸せな生き方はないと思っています。

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